吉川三国志

ようやくかの有名な赤壁のくだりまで読み進めた。偽りの降伏を掲げた黄蓋の船が、今まさに魏軍の陣に向かわんとする所で、今日の出張の帰りの新幹線が東京駅についたので本を閉じた。ここまでくると面白すぎてなんか読むのが勿体無く感じるな。作品全体でみても相当な山場であるからそんな気分になっても当然なのだが、やはり気分の調子が良い時だけを選んでここまで3週あまりかけて読んできた甲斐あって、こちらの感覚も三国時代キャリブレーション完了できたという所が大きい。
ところで一つ困ったことがあって、曹操に次々と敗けフラグが立ちまくっていくこのくだりを読んでいると、勝手に初音ミクの「メルト」が脳内で鳴り出してしまうのだ。但し、歌詞は以下のようにちょっとばかり違うが。
D
困った。