だらだらと近況

仕事にちょっとピリオドがついたので有給を取って家でゴロゴロしている。
特にすることもなくてX-Japanの再結成ライブをネットで観たのだが、
最盛期当時はこのバンド、全然受け入れがたかったのに
この音楽はこれで全然ありだなあと結構楽しんだ。
メタルの率直さに、歌謡曲のキャッチーさ、ハードミニマルの陶酔感、プログレの構造感。
技術的にはちょっと惜しい感じだけど、
それを補ってあまりある強烈なとキャラクターがこのバンドにはあるから、
関係ない人も惹き込パワーがあるんだな。
それに長いキャリアのある人たちが心から楽しそうに全力でライブをしているのは、
いつでも観ていてとてもいい気分がするものだ。

で、そこからあの系列のバンドのビデオをYoutubeやニコニコで探していたら、
LUNA SEAの去年末の一度だけ復活したライブが凄く良かったのな。
昔は熱心に聴いていたしライブも行ったが
ボーカルがソロ活動しだしてアレな方向に行ってから離れたっきりで、
久しぶりのライブの話もどうせグダグダだろうと思っていいイメージ無くてスルーしてたんだけど。
こんな完成度の高いバンドがいていいのかっ！
こんなステッキーな連中がいていいのか！て笑っちゃうくらいに楽しい。
行けばよかったなー。
で、速攻DVD買った。これから観る。

LUNA SEA GOD BLESS YOU~One Night Dejavu~2007.12.24 TOKYO DOME [DVD]

所謂ビジュアル系の黎明期の音楽は、今こそ再評価されるべきなんじゃないのかな。
先祖をたどると自分の大好きな吉田達也がドラム叩いてたYBO2のトランスレコードとかが出てくるし
CUREやノイバウテン等のニューウェーブやパンクが、
今思えば、乱暴ではあるけど結構面白い感じに日本的な美意識と融合していってたと思うのよな。
日本のニューウェーブ黎明期というと、プラスチックスやヒカシュー、YMOが出てくるけど、
似たような源流でありながら、これらとはまた別のものだろうし。
あんまり年代とか、地理感覚みたいなのを全然把握していないので、
ここいらはいずれなんか資料を探してまとめてみようと思う。
結構根が深いと思うんだよな…