【ER20】新しい耳栓を買ってみたよ

左耳に慢性的な耳鳴りと高音域の軽い難聴の疑いがあるのでクラブには必ず耳栓を持参している。だが見た目がいかにも耳栓なのと 聴覚神経を痛めやすい高音域程大きく減衰させる特性の為に 楽しみにしているアーチストの時などは使うのがためらわれていた。もっと良い耳栓は無いかとたまに捜していたのだが 音響機器専門店のサウンドハウスにこういう耳栓が出たので購入してみた。
http://www.soundhouse.co.jp/press_release/er_er20.htm
値段は1480円(税込)。軸が透明で色がいくつか選べるのが良い。透明と青の2セットを選んでみた。あとすぐ落としそうなので別売りの紐(200円)も購入。
実物を手に取ってみると結構軸が長い。白い栓の部分はほぼ耳に隠れるので装着すると軸だけが飛び出て見える。まあ透明だからそんなに目立たないしいいか。また栓の直径もちょっと太くて これは欧米人のサイズに最適化されているからだろうか。恐らく標準的な日本人の自分には最初装着した時にはじき慣れてしまったが少しキツいなと感じた。耳穴の小さい人は考慮した方がいいかもしれない。
さて、問題の音の減衰具合だが 結論から言うと概ね満足である。クラブに行く機会がしばらく無いので家のスピーカーで少々耳障りな位にボリュームを上げてテストしてみたのだが itunesのボリュームが最大になっている所で装着するとスライダを3分の1かもう少し下げた位に感じる程度。音のバランスは謳い文句通り普通の耳栓よりずっと原音に近いままになっている。それでもムラがあると感じるのは同じくitunesのイコライザで言う所の一番高音部(16k)が少し他より下がっている割にそこより少し低い部分はやや大き目に感じる事。相対的に低音が小さいというか高音がシャリシャリ詰まって鳴っているという風な感覚が気になるが もっともこれはより大音量のライブやクラブでならあまり気にならないのかもしれない。実地で使用した際にはまた感想を述べてみる事にする。通常の耳栓より高音域が出ているという事で 耳の保護され具合は劣ってしまう為 装着していても注意は十分必要だと思うが わざわざ音量を気にして逃げ場所を探したりと色々気に病む労力は大分軽減される事が期待できる。
追記:別売りの紐 あれはあんまりよろしくない…この紐をつけたまま耳栓をすると衣類や髪に接触してガサゴソとダイレクトに耳に響いてしまう。聴診器のような具合なので当然といえばそうだ。もっとツルツルのビニル製にするなどして摩擦を軽減すれば良くなるんだけどなあ