キングゲイナー5巻(12,13,14話)

連休に観賞。
ブリュンヒルデの登場する12、13話は自分のテンションの低さもあるのか
絵、シナリオ共に空振りに思う。色々説明不足で話が飛躍しすぎているようだ。
作画も非常に平板で(今までの高レベル作画と比べて、なのだが)
わざわざ2話分でやる必然性を感じない。
オーバーデビルや初代ミイヤなどのおそらくラストまで引っぱる謎が出てきたのだが
その重要性が頭では分かるが今ひとつ実感としてわかない。
サラの涙でそれを演出させたのだろうが、中途半端にサラ本人に説明させすぎていて、
一体これは伏線なのかただの感想なのかわかりづらくなってしまっている。
また冒頭のこれまでのあらすじで前回の内容を主人公の主観で語らせるのは毎回面白いのだが、
ここでわかりにくかった部分の説明をさせすぎているようにも思えた。
14話は遂にゲイナーのライバル的存在、シンシアがドミネーターと共に登場。
話自体はあまり大した事はなく、それがどうした程度の事であるが、
とにかくこの回の作画は圧巻である。
特に自在に変化するドミネーターの映画レベルの作画は畏怖を感じさせるに足るし、
シンシアの子供っぽい残酷さやタブレットのチョコを食べながら操縦する細かい演出が素晴らしい。