昨晩は「東のエデン」と「けいおん!」の最終回を観た。エデンは映画2本で完結するので最終評価としてはなんともいえん。ありとあらゆる事をほっぽり出したままのどうみても反則なTV版の終わり方だが、いやこのままの方が美しいかもしれん。とも思う。永遠にこのまま、ミサイルの軌跡の先は描かれない方が美しい。それぞれの空想の中で着弾した方が。(最終回のミサイル破片の描写は素晴らしいカタルシスだったけどね!)しかし映画見に行っちゃうんだろうな…2万人のゾンビこと裸のニートの中から重要なノートPCを取り返してくるには、エデンシステムを造った主人公側も衣類を脱ぎ捨て「持たざるもの、或いは無法者、愚者」にならなければならない、ってのがあからさまに象徴的で一番痛快で面白かった。しかも彼等のチンコが一様にフィルムに引っかき傷をつけたような処理で消されているのもなんか面白いよね。作品全体のいたるところに映画のオマージュが満ち溢れ、舞台自体シネコンを中心に据えていることにも連動性を感じる。

けいおんは…なんだその…確かに有終の美っぽい感じだったんだがいきなり味が変わったのが違和感だな。これでもかと記号的な萌えと感動のツボを作画パワーでつぎ込んでいるのはおなじみの京アニテイストで慣れているが、とにかくごり押しで脂っこい。唯がこれでもかと梓に顔をすりつけるシーン、ライブでの横顔のショット、視聴者の頭を思考停止させて話の流れをリセットしかねないくらい長い。
前話が女友達同士の不条理な心の動きを抑制気味な描写で割と品良く描いていたものだから余計目立つ。
あと今まで音楽をとことんスポイルしていたのに、最後の最後でライブシーンを正面に持ってくるのはわかっていたけどちょっと残念だ。全くこの手のライブでのお約束の枠を出ることが出来なかった。確かにここは作品トータルでみれば一番の山場で良いシーンではあるんだけど、もっとメンバーそれぞれに掘り下げた描写があればよかったのになあ…この程度の感動的に見えるシーンなんて、そこらの凡百のライブ映像でもお約束もお約束、百円ショップの量産品同然にごろごろころがっとるからなあ…

[iphone]OS3.0

とりあえずアップグレードしてみた。いくつか動かない、または動作がカクつくアプリが出てきた。これは想定してたよりはまだマシなトラブルだけど。isotopeってシューティングが面白くてはまりかけてた所なんだけどこれが挙動が重くなったんだよね…はやく対処してくれー

自転車こうた

今月の頭に自宅の駐輪場で愛車をばくられました。MARINの07'FAIRFAXです。泣きそうです。しかしわずかな望みにかけて警察から発見の連絡が届くのを待つのももう限界です。今日またほとんど同じ自転車買いました。MARINの09'LUCAS VALLEY(FAIRFAXの一個上のモデル。フレームは同じ)です。モデルチェンジでフレーム形状に結構変更がありましたが材質、色はほとんど一緒です。どんだけ愛着があったの俺。未練がましいです。いつかみつかりますように。でも自転車屋で最終調整されている新車を見ている時の俺はものすごいだらしない笑顔だったと思います。浮気者です。
追記:以前のFAIRFAXより断然乗り心地が軽いです。(結局ノロケ)