結局

あんだけたくさん1話だけは沢山みた今期アニメですが、継続して観る気になったのがサンレッドと魍魎とOOだけって。なんかどれも結局似たり寄ったりというか時間の無駄感が先に立ってしまうんじゃ。あと忘念の某はゴニョゴニョでいくつか観たがこれが一番良かったな。PS3買ったら全部観る。というかこれがPS3配信だけって今年一番もったいないことしてる作品だな。ボンズっていつもそうやってリソースを無駄に使用するよな…
ボンズの無駄遣いで思い出したけどDVDを買って半年ほど放置していたアニメ映画のストレンヂアをやっと観た。結論から言うと大変満足した。噂に名高い殺陣シーンだけコマ送りで見られればいいのだよ。という感じで買ったのだが思ったより日常動作からなにから良かった。脚本もそこそこ良い水準でまとまっていたし。ちゃんと映画として満足できたな。観ていて気になった難点といえば3つほど。
1.メインキャラのキャラデザ、表情がTVアニメっぽすぎてちょっとキツい。
名も無い脇役のデザインが劇画的というかなかなか記号的でないデフォルメでよい感じ(八犬伝新章4話をちょっと連想した)なのにメインキャラになると途端にライトなヲタのウケを狙ったらしき既視感バリバリなデザインでそのギャップも含め受け付けなかった。表情の描写もいくつか用意したテンプレしか出さない感じが残念。それに名無しの表情と声を当ててる長瀬、それぞれ悪くないんだけどもう一つかみ合ってなかったような。ただこの表情に関しては、戦闘シーンになると途端によい感じになるw
2.戦闘シーン以外のカット割りのつなぎ方がところどころぎごちない。
単純なコンテミスなのかな?っていう意図がよくわからないというか、とりあえず間が持たないと思って割りましたみたいなカット割りがいくつかあったな。それとも長いカットを作るのがしんどかったんだろうか。名無しが刀を取って立ち上がって小屋の中で立ち上がるとことか…
しかしうってかわって戦闘シーンになるとカット割りことごとく(略
3.そんな理由で日本にやって来たとか、その設定はねーよ。
これは俺の嗜好にすぎないですが。

難儀な点はこんな感じ。期待してた戦闘シーンは実に良かった。ただでさえいたるところで素晴らしいアクション作画なのに、最後はそれらをふっとばすくらい更に凄い。この凄いは本当に予想以上の凄い、だ。(意味不明)
それから悪趣味な演出がいたるところで見受けられたのは、とてもよかった。これは決してやらかしちゃったようなものではなく、制作者なりの美学とでもいうものでそういうのをどんどんやっていこう、という意思がはっきり見えたのがなんだか清清しかった。