5/25
酒の呑みすぎで頭が痛い。夕方まで気絶。日が暮れてから自転車で森美術館ターナー賞展を観に行く。ターナー賞というのはイギリスで行われている、50歳以下のアーチストを対象とした絵画からビデオ作品やインスタレーションなど現代美術も含む賞だ。毎年、受賞者発表の様子はTVで中継される程有名なものだとか。昼間はどうなのかしらないが、人も適度に少なく、とてもリラックスした環境で見ることができた。
大枠の感想としては、作品のコンセプトが特に統一されていないせいもあって、展覧会トータルでは印象薄いなーという感じ。一つ一つはそれなりに面白いのだが、単なるインパクト勝負に拠りすぎているものが多い気がなきにしもあらず。時代を超えて淘汰されて残ってきたクラシック曲に比べて一昔前のPOPソングが大概はショボく聞こえるように、時勢と表裏一体な現代美術の性格上仕方ないのだろうか。ただ、ビデオ作品は少なくとも俺にとってはストレートに訴えてくるものが多く、いつもこの手の展示だと面倒でスルーしてしまうところを今回は腰を据えて観た。
その中で特設展示の扱いになっていたサスキア・オルドウォーバースの2本のビデオ作品は、満足してむしろイメージの濃さに胸焼けがした。非常に内的で自己完結した感じの物語を抽象的で繊細、無機物だが非常に有機的、むしろ内臓的という感じのオブジェを組み立て映像にしたものだ。映像の意味がよくわからなくても単に静止画のレベルにおいてもユニークで美しいのが視聴者に親切な所だし、評価されている所なのだろうか。
英国美術の現代史:ターナー賞の歩み展
http://www.mori.art.museum/jp/index.html
5/26
なにをやったかあんまり覚えてない。返事待ちだらけでこっちもだらだらだ。

5/27
来月から新規案件の撮影編集がいろいろ入ってくるので、データ掃除をやった。あと新コンテンツのコンテを書いたり。手書きコンテは楽しいな♪いつもはpowerpointで作らされるので死にそうな気分になる。コンテンツの中身を考えるより自由度の全く無いソフト操作の方に脳のリソースを取られてイライラするんだな。
メタルギアソリッドのタンカー編をやってなかったのでクリア。プラント編では伝説クラスの凄腕仕事人スネークが、俺の操作の介入によって途端に格好悪くなるので非常にいたたまれない気分に。

5/28
主に編集。相変わらず返事待ち状態の案件が多くて本来忙しいはずがかなり暇だ。気持ち悪い。なので余計な事しまくり。twitter入ったり。
俺はこの手の「繋がっていれば楽しいですよねーえへへ☆」系のサービスが大大大大嫌いなのだが、あまりにも人と関わりを無くすと人生の航路上何も起こらなくなってそれはそれで退屈なので、なんというか、しぶしぶ、食わず嫌いイクナイというのもあるだろうし、やってみる。