最近どっかの記事で、半年もブログを休むとそのままやめてしまう人が多い(そりゃそうだ)なんてのを読んだが、小生に於いてはまったくそんな事はないのである。
ようするに復活。しました。

4月の日記の予告通り、力一杯HPを削って割と死にかけて、下手すると上限値も下がったんじゃないのってとこまでいきましたが、ここに来てようやく余裕が生まれました。それはそれで不安ですが。
ライブに行く時間はめっきりなくなってしまいましたが、収入の増大に比例して音源と映像の入手ペースは日に日に増しております。部屋はとっちらかったままです。
ぼちぼち、紹介も再開…できるでしょう。

一番の収穫としては、セルゲイ・パラジャーノフの「ざくろの色 [DVD]」をようやく入手して、これがもう、エックセレンッッッッ!!!な素晴らしさであった事でしょう。詩人サヤト・ノヴァの生涯を綴ったタペストリーのような内容なのですが、映像言語だけで組み立て、こんなにも明瞭に物語を感じる事ができるとは。これはなかなか無い希有な体験でした。そしてまったく、映画という形でしかなし得ない作品でありました。ただ1時間ドラマよりも情報量の多いストーリーを伝えるためのリッチなフォーマットとしてではなく、繊細な情を余す所無く表すには、映画という手段が相応しいのでしょう。