業務連絡
まだ生きております。転職しました
懲りずに制作系の会社なのだが
仕事自体よりそれに飲み会が頻繁についてまわるのが非常に大変で
思ってもいない事を楽しげにほめそやし 当たり障りの無い話題で大騒ぎし
どうでもいい話に相槌を打ちつづけるというのは
結構大変な作業なのだなあと実感している。
昔は割とそういう事は朝飯前のはずだったのが
いつのまにか全く出来なくなっている事に愕然である。
つくづくサラリーマンは心の強い人達だ。
仕事を捜そうともせず1月程ずっと家で音楽と己自身にのみ向き合って過ごしていたのが
凡そ私の好む音楽にはただ美しい事実しか含まれていない故
心がすっかり嘘に対して脆くなっていて
世の中の大部分はこれほどまでに圧倒的な体積の
空虚な愛想で出来ているのだという事をすっかり忘れていたのだった。
果たしてちゃんと社会復帰が出来るものやら…
特に今夜なぞ 帰路につく際ヘッドフォンから開放される
コルトレーンの1966年ヴィレッジ・ヴァンガードでの名演
すっかりフリージャズと変化した My favorite thingsの心に沁みること。
こんなに帰って来た安堵に溜息をついた事も稀である。
Live at Village Vanguard Again
- アーティスト: John Coltrane
- 出版社/メーカー: Grp Records
- 発売日: 1997/03/11
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (9件) を見る