嫌いなペプシを一気のみ

ふー。最近サボりがちです。
色々あったんでなんか書くどころではなかったんですよ。ねえ俺よ。まあ1日中寝てたりしてたんですけどね。
11日に初台DOORSでACID MOTHER GONGwith吉田達也のものゴイスーな俺歴史屈指のライブで超感激して調子良く放歌しながら自転車で帰ってきたら
マックの調子がものごすい悪くてどうにもならないので天国からいきなり追放そして地中に埋められた気分で物理フォーマットからやりなおしたり。なあ俺よあれはつらかったな。でその際バックアップでRに焼くのが面倒なので外付けHDD160Gを買ってきたらそこに自宅のCDを全部MP3にしてジュークボックスにしたいなんていうイマドキな欲望がもたげてしまって今日まで作業を続けている次第。
貯めたMP3がアルバム200枚程を超えてくるとランダムに再生していて何の曲か解らないものがどんどん出てくるようになる。知らない曲に聞こえるけどどれも過去に金を出す価値があると踏んで買ったアルバムなので当然どれも大体好ましく感じる。昔よりずっと沢山のジャンルを聴くようになったおかげで味わう、同じ風景を他人の目から見ているような不思議な感覚。片っ端からMP3にして並列化すればこういう風に感じるだろうと解ってはいたものの 実感として感じるのはまた別の事だ。しかしもうこれで後戻り出来ないなあ…などとも思う。アルバムという価値観の終焉。小学生の頃から自分にとってアルバムという構成単位は絶対で、聴く時は絶対に1曲目から最後まで。途中の曲だけ聴いたり編集してしまうというのは邪道であった。いうなればプログレの展開ごとに切り離してしまうような所業。これが今ではいともたやすく、「英雄」の第二楽章からSquarepusher、次はシュトックハウゼン、マシュー・ハーバートの次は笠置シヅコ(合うかどうかはともかく)という風に並べて聴いてしまえる。物語の不在、あまりにも適当な聴き方。しかし「こういうジャンルの誰それの作品」という既成概念が消えるので今まで気付かなかった魅力に出会う事もある。この人誰だかわかんないけど味のあるバラードだなと思ったらNINだった、とか。