新年あけました。
休みボケで脳のクロック数が著しく低い。休みはCNNかBBCのニュースをつけっぱなしで雪の中では遭難気分になって途方に暮れてみたりPRIDEみてマツケンサンバみて実家に帰って戻ってきてHDDレコーダーの整理をしてジェイムズ・P・ホーガンの星を継ぐものを読み返して残りの時間は延々とただ音楽を聴いていたという自堕落ここにきわまれりな休暇を過ごした。時間の感覚がかなりおかしい。
休みほとんど家にいたおかげで色々PVを捕獲。印象に残ったのは主に回顧系の特集でやっていたV2の背徳の瞳細川ふみえのにこにこにゃんにゃん、矢沢、飯島愛暴力温泉芸者KING CRIMSONの雲雀の舌、電気グルーヴの新作で弾けないギターを弾くんだぜ、等。特に飯島愛のなぜか自衛隊の駐屯地で収録したビデオが激しく謎だ。いっしょにはしゃぎまくっている隊員達をみていると日本の国防がとっても心配になる 笑
電気については年末のスペースシャワーのイベントでポリシックスをバックバンドに2人で黒スーツで揃えてパンクっぽい新曲群を熱唱していたのに滅茶苦茶驚いた。Two lone swordsmenの人達がテクノからやがて自分の原点であるパンクを作り出したのに近いものがある。あそこまでいい感じに枯れた音じゃないのは電気の2人がまだ若いという事なんだろうけど かなり未成熟な印象をうけた。面白いけど。彼らの豊富な音のバックグラウンドを考えたら色々面白い音が出てくるに違いないと思う。
sonar tokyoの特集を同じくスペシャで観る。こうやって出演者をダイジェストでみると結構好みの音が多くていけばよかったかも…と今更後悔する。最初からなんか行く気なくてあまり出演者調べてなかったんだよな。Squarepusher弟こと(これ一生いわれるのかね)Ceephax Acid Crewのライブが特に良さげだった。最近聴かない感じのベタさで、ゴリゴリで、過剰で、挙動が兄に激似。あとレイハラカミとダムタイプの人がコラボしていたけどこれ全編良かったらDVDとか出して欲しいな…

久しぶりの巌窟王は相変わらず面白いです。GONZOは絵はそこそこ美しいのに話が今ひとつというイメージなのだがこれは例外になれるだろうか。テクスチャばりばりの派手な画面にも完全に慣れてしまった。登場人物たちが頻繁に派手に着飾るのだがそこで使われるテクスチャ画像がなかなか美しくて見とれる。実写の建築物の画像から切り取って3Dモデルにそのまま張り付けた背景といかにもアニメのデザインの人物が1つ画面に収まっているのはシュールで面白い効果が出ている。アルベールがドラエモンよろしく半泣きでモンテクリスト伯に縋り付くラストに爆笑。だんだん応援したくなってきた。