日本のロック名鑑(3) [DVD]アーティスト: DMBQ,MELT-BANANA,GHOST,NXS出版社/メーカー: KADOKAWA メディアファクトリー発売日: 2004/12/03メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る
先日観たDMBQのライブが良かったので購入。他はメルトバナナしかしらなかったのだが残りの2つのバンド、GHOSTとNXSも結構良かったのでちゃんと紹介。
- Ghost http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~pochamal/
- Agate Scape
- Snow Fakir
- Rao Shorai
1曲目妖しいクネクネしたボーカルにサイケっぽいグラムロックなのかと思ったが 2曲目に入り重苦しくのたうちまわるようなグルーヴに悲鳴のような長いトーンのノイズギターやフルート等が次第に重なり不思議な切迫感や静謐感にみたされた轟音に。内圧のかなり高い音なので長時間聴くのは体力がいるがとても美しい。
1/12(水)23:20ー24:20 NHKFMのLIVE BEATで放送があるようだ。
- NXS http://www.nxs.jp/
- RHYTHM
- VORTEX(anoyo prezents「Ground Swell」よりオフショット)
- FRAME
所謂人力トランスに分類される音でしょうか。打楽器の比重がかなり高め。非常にトライバルでさらっと乾いた陽性の感覚は前のGhostと対照的。ドン とくるようなはっきりした展開はなくてひたすら流れていってじわじわとくる高揚感がある。普通こういうところに入ってくるボーカルは個人的に没入の邪魔になるので嫌いなのだが ここでのボーカルは長いトーンの言語というよりは祝詞のような太い叫びでスムーズに聴けて好感がもてる。
- MELT-BANANA
- Shield
- Rag
- Bee
- Planet Q
- Warp
- Chainshot
- Iguana
- Dreamer
- Picnic
1曲目からAgataの特徴的なギターにいきなり引き込まれる。この音はずっと聴いていたい。なんというか野心的で且つ迷いが一切無い感じがするのに驚いてしまう。ハードコアなのだがアシッド・テクノを連想するこのギター音や ハイスピード且つ洗練された音の組み合わせ、ハイトーンで短く切られる器楽的なボーカルのせいだろうか初めて聴いた瞬間からすんなり受け入れられた。自分の中では何故かパンクというよりコアなドラムンベースのような感覚だ。めまぐるしくテンポが変化していくのに正確無比で安定感があるからだろうか?
- DMBQ
- Shoot me
- Small Hours
- Boom-run Rock
- Boom run Rock(from USA Tour 2004)
やっぱり現場じゃない冷静さでみてもライブいいなー。前のMELT-BANANAがハイスピードなタテノリ+テンポ変化の心地よいシフト感ならこちらはグイングインとうねる横ノリがどこまでも馬鹿馬鹿しい程の過剰さで暴れていく格好良さ。所々その時のテンションの高さだけでダラダラした冗長な展開になってる気もするが 一度波長が合ってしまったらもっとやってくれよと中毒になりそうだ。4曲目 アメリカツアーでの映像が凄く格好良い。路上ライブのような客がただ回りを囲んでいるだけのような所で次第に場を混乱に陥れていくような 笑 やりたい放題の格好良すぎるライブ。真剣勝負だ。