ねむっているような

台風22号襲来に備えてはげしくエキサイトしていたものの
実際の所は直前で東偏、勢いは強いがコンパクトすぎる奴は
東京ではなく千葉にジャストミートしてしまった模様で
窓ガラスにガムテ貼りまでして備えてた(私の家は雨戸が無い。)ハイテンションさはあえなく空回り。


その台風も去ってしまった夜中に友人が連絡があり、
三軒茶屋の友人宅でのセッションのようなものにVJで飛び入り。
音は…ドローンなノイズとかアンビエントみたいなの。
やり始めた頃は面白い所はあってもどうにもまとまらない物だったが1年たった最近はかなり良くなってきている。
サンプラーの担当が一人、エフェクタで音を歪めまくったトランペットと玩具の楽器に一人、
今回は初めて見る顔でレイヴで知り合ったという20歳位のアメリカ人がアナログシンセを抱えてそこに加わる。
日本語がよく分かってない彼に私の事は「velly illでevilなVJ」と紹介される。そうだったのか…


ビヨーンブリブリっと15分1曲くらいで何回かやって、
HDDレコーダーに録画したものをチェックする。
すぐ後で自分のVJを振り返るなんて事は今までやった事がなかったので初めて気がついたのだが、
ここでどう考えてこうしただとか、ここで良いチョイスが出来なくて今ひとつだなと思った事など、
記録を見ていると子細に渡って全部思い返せるし、
映像の質にその思考状態が忠実に反映しているのが面白い。これは家でもやってみよう。


あと面白かった事は、
場の音を聴く→それを絵で演出する という過程に集中していたためか、
セッションが終わってもいつのまにか、寝ている犬の鼾だの友人達の話声だの物音だの、
そういうものが一つになった環境音を音楽として聴き取って絵をつけ続けていた事。
こっちはもちろん記録してないから、我に返ってからちょっと残念。



友人宅から朝帰ってきたらもう脳が疲れ切っていたようで熟睡。
従って横浜ジャズプロムナードに行けず。
http://www.jazzpro.jp/
大友良英ニュージャズ・アンサンブルと藤井郷子カルテット観たかったんだけどなー
一度テンションが落ちると徹底的に精神力無いのはいかんです。ああ。