今日のアニメ テクノライズ 第2話

昔好きだったアニメ、lainの後継みたいなアニメの第一話が相当風変わりだったらしいという話を聞き、
早速第二話の放送を観てみる。っていうか深夜3時半なんて遅すぎ。まあかなり内容がアレなので
相当深夜じゃないと放送出来ないだろうが。
まずオープニングの曲がなんとサイケデリックトランス界の重鎮、JUNO REACTOR!!
ここからして大体内容が予想できるものである。
脚本がlainと同じく小中千昭なので2話目から見て話が理解できるとは思っていなかったが
意外とわかりやすい。まあ、状況説明が主で殆ど話が進んでいない所為もあるだろうが。
最も印象に残るのがまず実写でもめったにお目にかかれない強烈な残酷描写。
しかもただのスプラッタではなく、わざと精神的圧迫感を強調するような演出が使われている。
BGMがノイズ的でささくれだった感覚を演出すれば、激痛にうめく男の声も意識的にそのノイズ音と同調するような
ミニマル音楽的な使われ方をしている。これは非常に気にいった。
ただいただけないのは予知能力を持つという少女。
まだ大して活躍していない所為もあるが、あからさまに萌え担当という風情で、
殺伐としている周囲から非常に浮いていて興醒めする。もっと造形的にイってたら許せるのだけれども。
あとエンディングがガクトなのもどうかなあ…
この番組の退廃的な雰囲気には多少合っているとも思うが、それでもガクトだもんなあ…
ジュノリアクターとガクトって組み合わせが訳わかんねえよ。
まあ、ガンダム好きらしいからいいか。(どんな理由だ)
とりあえずこのアニメを見終わっての第一印象は、「バッドトリップ専用アニメ」という感じ。
次はどんな演出か楽しみになった。