UFO→特殊学級→ガルニエ

よく遊んだ!
12/18「特殊学級vol.7」にお越しの皆様本当にありがとうございました。超満員御礼です。今までのシリーズで一番良いパーティーかも。DJの皆も良かったなー。個人的には今までに輪をかけて変態ディスコ炸裂のbirdhead氏に今回のニューフェイスの一人 DAIX氏が滅茶滅茶よかった。鬼かっこいい!!VJやってて良かったなあとかプレイ中思ってしまうくらいで 思わず自分がガッツポーズ 笑
かなりブッとんだアシッドテクノとでもいうのでしょうか?
しかし今回は疲れた…8時から朝5時まで いつもなら絶対後半死んでいるのにこの日はVJの合間にもずっと踊っていてあっという間に5時で…機材をまとめて自転車漕いで家に帰ったら即死。

間髪入れず12/20は西麻布YELLOWでローラン・ガルニエ&DJ ALEX。
いつもならそんなに広く無いイエローでガルニエなんて混み過ぎ必至なので回避なのですがこの日は珍しく平日月曜+500人限定なので決定。(イエローの混んでて辛くなるのは700人からくらいと思う)特殊学級の主宰こと委員長達も来ていてプチ反省会も兼ねた感じに。
11時過ぎに入ってフロアに入るとなんかもう全然いつもの混み過ぎと違ってガラすきなので変な感じ。12時にはもうやる気満々で超御機嫌なガルニエが廻しているのに酒を片手にのびのび踊れる素晴らしい環境で。ロングセットということでとてもゆったりとしたジャジーなハウスからヒップホップにレゲエまで 相変わらずの洗練されたオッサンくさいミックスで幅広く廻していく。本当贅沢。YELLOWという箱の鳴り方にもピッタリだった。やっぱり適度な空き具合だと木のタイル床に音が当たっていい感じだなー。途中からALEXとたまに交代してはブース内で大はしゃぎしている…TOBYさんも何故か当たり前のようにいる…というかカール・コックス遊びに来てるし!世界で屈指のギャラが高いDJがここに2人いる訳で 笑
4時半くらいで抜けて委員長の家で仮眠をとらせてもらってそのまま出社。しかし酒の飲み過ぎで出社から昼過ぎまでほとんど記憶にない。覚えてるのは「なんでこんなに意識が朦朧としているんだー!!」という驚きと、会社のトイレで二日酔いゲロ(オイ)した後の楽になってきた感じ。この間に仕事一つ片付けて納品も行っているんだよなorz
22日現在 昨日やった仕事が意外にきちんと出来ているのを確認してなんか感動してしまった。よくやったもう一人の俺。

12/11 DMBQ & Shellshag Japan Tour 2004 Ver.特

大分遅くなってしまったが特殊学級も終わって一息ついたので書く。
今回のライブハウスU.F.O.は初めて行く場所。自転車で行ったら結構近所で吃驚する。これなら泥酔してても帰れるから安心だ!

最初はTucker。氏の演奏はスペースシャワーの番組で度々観る機会があったのだが本当そのまま。ターンテーブルが2台にミキサー、エレクトーンにあと機材が少し。演奏は面白かったのだが 割と暴走芸っぽい所もあるので、トップバッターで重い客の雰囲気の中ではちょっと温度差があってしんどかった気がした。
2番目が今回のDMBQと一緒にツアーを廻っているらしいサンフランシスコから来たShellshagというドラム+ギターの男女2人組。http://www.starcleaner.com/revenge.htm
この構成だけでもWhitestripesを思い出すんだけど 音もブルースっぽいパンクな感じでジョンスペも連想させる。すっごいヨレヨレなんだけど厚い音で良い味出してました。ステージパフォーマンスもちょっと狂ってますしね…まあ狂っているといっても今晩の出演者はみんなアレなんですけどね…そこがまたたまらないのですが。
次に吉田達也のRuins alone。今回はDMBQのでっかいマーシャルを2組借りて来たという事で、ドラムの後ろにどーんと従えてプレイ。サンプラーの音でも分厚くすればドラムになんとかパワー負けしないか。プレイも前回の内橋氏とやったツアーでのRuins aloneよりずっと良い内容に思えた。自分がこの間に色々Ruins関連の音源を聴いて音の構造の理解が増したというのもあるだろうけど絶対ソロでの気合いの入り方は今回が上。そりゃ気を抜けば他の面子に食われてしまうだろうしプレッシャーみたいなものはあったろう。途中タムが破れて張り替えたりとのハプニングがあったが最後までテンション高く終了。で、またメンバー募集の告知。このままだといつまでもDr.サンプラー(ローランドの小型サンプラー)と一緒にやっていかなければならないので。と言っていたが本当早く相方が見つかって欲しい。佐藤研一氏となら既に石窟寺院というインプロのベース+ドラムユニットをやっているけど RUINSを名乗る以上 とりあえず上手かったら加入できるという訳ではなくて何か適性が必要なのだろう。しかしサンプラーという形でベースのパートを客観的に聴いていると ここまで組み上げて来た歴代ベースの後に続くのは相当大変なんじゃないだろうか…
次はZuinosin。この人達の事全然知らなかったんだよなあーもっと観たい。もっといろいろ抽き出しがあるんじゃないかなという底知れない感。滅茶狂ってるなーと脅えつつもその支離滅裂なNANI氏のMCも含めなんかしっくり来る。その気に入った部分が何かはよくわからないのでもう一回確かめにいこうと思う。変拍子でハイトーンボイスで高圧的な点は吉田氏の音に近いのだが これにはもっとこう何か別の要素が…「ひたすらな衝動」と「お笑い」か。
最後にDMBQ。生で観るのは初めて。ぐわー 音でかい!ひたすら轟音だああああああああああああああ
天井の低い、赤と黒のねっとりした色彩の店内にひたすら高密度の音が叩き込まれる。酸欠なのか朦朧としてくる。しまいにノイズを出しっ放しにして客のいるフロアに入って来て何をやるのかと思えばドラムセットをフロアで組み出す。そこで演奏。さらにドラムを持ってくる。Zuinosinの砂十島NANI氏がそこに加わってたたき出す。さらにドラムが加わる。Shellshagのドラマーも加わる。なんだかよくわからないがすごい事になっているぞ!状態。さらにその3つのドラムセットを分解したかとおもうと今度はタムやバスドラやシンバルをフロアのど真ん中で縦に組み上げはじめる。もちろん轟音の中で。ドラマーのチャイナ氏が肩車されてその乱雑に組まれたドラムの塔を叩く。最後に松居氏がドラムの山を蹴り飛ばして崩す。終了。
別にパフォーマンスがすごかったからとかそういうレベルではなくて 音も挙動も何もかも凄まじいテンションで完璧に頭をヤられてしまう。この日の出演者はどれも何がしか、合理的では無い、衝動的な何かを追求している人々だったが、それをまとめて最後の「意味不明な」パフォーマンスで完璧に納得させられてしまった感じがした。
ライブが全て終わったのは3時過ぎ。ここ数年なかった程の耳鳴りにやられたのには参ったが 清清しい気分で帰る事ができた。