昨日のテレビドラマ

昨晩のFOXチャンネルでは、バフィー ザ バンパイアスレイヤーとそのスピンオフ番組、エンジェルの
それぞれシーズンラスト。
バフィーの今作第5シーズンはバフィーに想いを寄せる吸血鬼スパイクが色々活躍したりひどい目に逢ったり、
また、バフィーの母親が死ぬ回もあったり、(これは今シーズンベストエピソード!)
見所が結構あったのだが、今回のメインシナリオの敵が地獄の神であるというのもあって
基本的に重苦しい絶望的なムードが続き、とうとう悲しい結末を迎えて終ってしまった。
まあ、安易なハッピーエンドで終らなかったのは評価したいのだが、
どうも腑に落ちない部分が色々あって、グダグダな感じがこのラスト数話から感じられるのがとても残念。
主人公の死という部分は動かし難いものだから除くとして、
もう少し他の部分でカタルシスがあってもよかったような気がする。
色んな部分が宙ぶらりんな感じでほっとかれているので、
どうせまた後のシーズンで生き返るんでしょ、という興醒め感もある。

それでも、次シーズンはどう始まるのか非常に気になるのでやっぱり観てしまうのだろうが。


エンジェルのシーズン最終話は意表をついて異世界での騒動話。
ちょっと他のエピソードからは浮いた話だし、いつもは重い話なのに
この話に限ってコミカルすぎて重要な話に思えないのでこれもラストに相応しいか疑問である。
まあそれでも、各キャラの抱えた問題にひっそりと一応の解答を与えていて、
これは完全に次シーズンでの新しい人間関係を始める為の幕間だと理解した方が良いのかも。